
こんにちは、もち丸です。
英検1級合格・TOEIC960点取得などの経験を活かして、英語講師をしています。
このブログでは、主に英語資格試験の対策・勉強法などを紹介しています。
この記事では、
英検準1級語彙対策におすすめの単語帳を紹介していきます。
準1級の語彙レベル
まず、準1級の語彙レベルですが、
英検の情報によると、準1級のレベルは⼤学中級程度です。
語数だと、だいたい7,500語ぐらいですね。
「7,500語」と言われてもあまりピンとこないかもしれませんが、
2級がおよそ「5,000語」なので、
少なくとも2級から、約2,000語を新たに覚える必要があるということです。
準1級自体は、大学入試だと、
だいたい偏差値60程度(MARCHや早慶)の大学と、同じぐらいの難易度と言われていますね。
準1級は4技能全てにおいて語彙のレベルが非常に高いですが、
中でもリーディングPart1の語彙問題では、
英字新聞にも登場するような難しい単語や表現が多く出題されます。
個人的には、
4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)の中で、
最も語彙のレベルが高いのが、リーディングPart1だと思います。
そんな英検準1級の語彙対策におすすめの単語帳2冊を紹介します。
準1級語彙対策におすすめの単語帳①
準1級の語彙対策におすすめの単語帳一つ目は、
旺文社の「英検準1級 でる順パス単」です。
こちらは、英検の過去問に基づいて、
よく出題される英単語・熟語が「でる順」にまとめられている単語帳です。
準1級の試験内容をよく知らない、
2級に合格したばかりでどの参考書を購入すればいいか分からない、
といった方におすすめです。
これ1冊で、
準1級によく出題される語彙を一通り押さえておくことができます。
本番までに、最低限、パス単に掲載されている英単語は完璧にしておきたいですね。
準1級対策を始めるにあたって、
ぜひ、用意しておきたい1冊です。
準1級語彙対策におすすめの単語帳②
準1級の語彙対策におすすめの単語帳二つ目は、
ジャパンタイムズ出版の「出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX」です。
こちらは、
リーディングPart1に特化した単語帳です。
リーディングPart1で出題されやすい単語が優先して収録されています。
語彙問題対策にピッタリの1冊です。
上で述べたように、
リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング全ての問題の中で、
リーディングPart1がおそらく最も語彙のレベルが高いです。
「英検準1級 でる順パス単」にも掲載されていないような英単語が、
Part1では出題されたりします。
とはいえ、
Part1の問題数は全部で「18問」あり、
リーディング全体の問題数「31問」の半分以上を占めます。
となると、たとえどれだけ語彙が難しくても、
Part1対策を蔑ろにするのは得策ではないです。
そこでPart1専用の対策として、
「出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX」で語彙を補強していく、
というのがおすすめです。
これと「英検準1級 でる順パス単」をやっておけば、
Part1で出題される単語は、ほぼ答えられるようになるでしょう。
もちろん、他の技能の対策もある中で、
リーディングPart1のためだけに「英検準1級 でる順パス単」と「出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX」の両方の単語帳をやるというのは結構大変な話です。
なので、
まずは「英検準1級 でる順パス単」を完璧に覚えて、
余裕があれば「出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX」も学習する、
というのがいいかと思います。
もし、「英検準1級 でる順パス単」とこの「出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX」を完璧に暗記できれば、Part1で正答率8~9割以上を狙えるでしょう。
まとめ
英検準1級語彙対策におすすめの単語帳を2冊紹介しました。
準1級語彙対策おすすめ単語帳をまとめると、
- 「英検準1級 でる順パス単」
→準1級対策をこれから始める
→準1級の語彙に不安がある
・・・・・・といった方におすすめ
- 「出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX」
→「英検準1級 でる順パス単」をすでにやっている
→準1級語彙問題で高得点を目指している
・・・・・・といった方におすすめ
個人的には、
多少大変でも「英検準1級 でる順パス単」と「出る順で最短合格!英検®準1級単熟語EX」の両方をやることをおすすめします。
そうすれば、Part1でかなりの正答率を期待できるからです。
2冊ともやれば、準1級の高難度な語彙に対する不安もだいぶ解消されると思いますよ。