
こんにちは、もち丸です。
英検1級合格・TOEIC960点取得などの経験を活かして、英語講師をしています。
このブログでは、主に英語資格試験の対策・勉強法などを紹介しています。
さて、英検準1級の問題はかなり難しいものばかりですが、その中でも特にレベルが高いのがリスニング問題のPart2ではないでしょうか。
実際、準1級の指導をしていると「リスニングPart2で全然点数が取れない・・・・」「Part2は何を言っているのか全く聞き取れない」といったお悩みをよく聞きます。
そこでこの記事では、
なぜリスニングPart2は難易度が高いのか、私なりの考えをご紹介したいと思います。
英検準1級リーディングの難易度についてはこちら↓↓
Contents
なぜリスニングPart2はあんなに難しいのか?
なぜリスニングPart2はあれほど難しいのでしょうか?
2級リスニングとはレベルに相当な差がありますよね。
個人的には、問題が難しい理由として主に次の3点があると思っています。
- 内容が難しく音声の時間も長い
- 使われている語彙や文法が難しい
- 「音声の表現=選択肢の表現」ではない
では、それぞれの理由をより詳しく説明していきましょう↓
①内容が難しく、音声の時間も長い
まず、2級のリスニングPart2と大きく異なる点が、「内容の難易度と音声の長さ」です。
2級を受験したことがある人はご存知だと思いますが、2級リスニングPart2の問題は「架空の人物の話」がテーマであることがほとんどでした。
ところが、準1級Part2では「環境」「医療」「科学技術」「歴史」などなど様々な分野のやや専門的な内容が読まれます。テーマによってはかなり難しい話をしている問題もあり、1回だけ聞いて全てを理解するのは至難の業です。
また、2級では1つの問題につき、音声の時間はだいたい30秒ぐらいでした。
これが準1級になると、1題につき音声の長さは約1分になります。単純に音声の長さがおよそ倍になるので、相当な集中力が必要となってきます。
②使われている語彙や文法が難しい
2級のリスニングPart2と異なるもう一つの点が、「語彙や文法の難易度」です。
準1級Part2は、音声の内容がやや専門的で難しいため、それなりに難解な単語や複雑な文法が使われていることが多いです。
2級のPart2は比較的語彙が易しいのですが、準1級になると難しい単語が音声の中に度々出てきます。そして英文自体の表現も高度なものが多いです。
実は、2級よりも準1級の方が1分間に読まれる単語数自体は少ないのですが、難しい単語はスペルが長くなる傾向があるため、結果として準1級の方が速く文章が読まれています。
例えば、過去に実際に出題されたスペルがやや長めの英単語として、pedestrianization(歩行者専用), representation(表現), recreational(娯楽の)などがあります。
また、文法のレベルでいうと、2級のリスニングでは基礎的なものがほとんどでした。
それに対し、準1級では文構造を掴みにくいようなレベルの高い英文が読み上げられることもあります。一文が長く複雑になりがちな点も準1級リスニングが難しくなっている要因です。
③「音声の表現=選択肢の表現」ではない
準1級リスニングの特徴は、音声と選択肢とで表現が異なっているということです。
正解の選択肢は音声の内容を言い換えたものになります。
この言い換えは、同じ意味の言葉で置き換えられているパターンだと分かりやすいです。
例えば、音声の“result”が選択肢で“consequence”のような同義語に置き換わっている場合です。
“result”と“consequence”は意味がほぼ同じなので、言い換えに気付きやすいです。
ところが、上位語で置き換えられているパターンだと厄介です。
例えば、“computer”や“smartphone”が“electronic device”に置き換わる場合です。
この場合、音声で読まれる単語(“computer”や“smartphone“)と選択肢の単語(“electronic device”)はイコールの関係ではありません。
“electronic device”という抽象的な別の単語に変わってしまっているため、言い換えられていると気付きにくくなるのです。
そして準1級では、選択肢がこの上位語に置き換わるパターンが多いため、必然的に正解を選ぶ難易度が上がってしまいます。
音声で読まれた通りの英文や英単語が入っている選択肢を選べばよいという訳ではなく、あくまで正しく言い換えられたものを選ばなければいけない、という点で準1級のリスニング問題は非常に難しくなっています。
まとめ
準1級のリスニングPart2がなぜ難しいのかについて、個人的な見解をご紹介しました。
- 内容が専門的で音声も長い
- 音声中の単語や文法が難しい
- 選択肢が音声内容の言い換えになっている
準1級のリスニング問題は2級リスニングと比べると、かなり難しくなっています。
特にPart2は準1級リスニング問題の中でも非常にレベルが高いです。
とはいえ、Part2の問題数はリスニング全問題数の約4割を占めるので、ある程度正解できるようにはしておきたいです。
試験前にちょこっと練習するぐらいでは、Part2で高得点を得るのは難しいでしょう。
合格に必要な点数を確保できるよう、問題の特徴を理解して普段からしっかり対策しておくことが大事です。
準1級リスニングPart2の解き方のポイントについてはこちら↓↓
以上、このブログの内容が少しでも英検準1級リスニング対策の参考になれば幸いです。

