英検2級語彙対策　おすすめ単語帳

こんにちは、もち丸です。
英検1級合格・TOEIC960点取得などの経験を活かして、英語講師をしています。
このブログでは、主に英語資格試験の対策・勉強法などを紹介しています。

この記事では、
英検2級語彙対策におすすめの単語帳を紹介していきます。

Contents

1 2級の語彙レベル
2 2級語彙対策におすすめの単語帳①
3 2級語彙対策におすすめの単語帳②
4 まとめ

2級の語彙レベル

まず、2級の語彙レベルですが、
英検の情報によると、2級のレベルは高校卒業程度です。

語数だと、だいたい5,000語ぐらいですね。

「5,000語」と言われてもあまりピンとこないかもしれませんが、
準2級がおよそ「3,600語」なので、
少なくとも準2級から、約1,500語を新たに覚える必要があるということです。

英検公式サイトには2級合格目安について、
「社会的な話題について、文章や話の展開を把握しながら概要や要点、詳細を理解し、情報や自身の考えを展開を考えながら詳細に伝えることができる。」と記載されています。
準2級と比べると、語彙力はもちろん社会的な内容に対する理解力も必要になってきます。

2級の単語・熟語は大学受験で必須のものも多く、
また英検を入試に利用する大学も増えてきているので、
大学受験を検討しているのであれば、ぜひ2級は取得しておきたいところです。

そんな英検2級の語彙対策におすすめの単語帳を紹介します。

2級語彙対策におすすめの単語帳①

2級の語彙対策に圧倒的おすすめの単語帳が、
ジャパンタイムズ出版の「出る順で最短合格！英検®2級単熟語EX」です。

こちら、リーディングPart1攻略のためにつくられている単語帳です。

収録項目数は2,000とかなりの量があります。
準2級から2級を受験するにあたって約1,500語必要であることを考えると
2級合格に必要な語彙はほぼマスターできるでしょう。

単語は、リーディングPart1でよく出題されるものが頻出度の高い順から並んでいます。

英単語も英熟語も、「日本語での意味」「例文とその和訳」が掲載されています。

リーディングPart1攻略用の単語帳なので、
この1冊を完璧に暗記すれば語彙問題では正答率8-9割以上狙えるでしょう。

2級の語彙問題は「17問」で、リーディング全問題数「31問」の半分以上を占めます。

もし語彙問題で9割以上を取ることができれば、
リーディングの点数を少なくとも5割は取ることができます。

Part2やPart3の長文読解が苦手な場合は、
ぜひこの単語帳をやり込んで語彙問題で正答率9割を目指したいところです。

ただし！！
語彙対策として非常に優れたこの単語帳ですが、
一つ注意点があるとすれば、最初から難しめの単語が並んでいることです。

リーディングPart1の選択肢に出てくる語彙レベルは、全技能の中でも難しめです。
この単語帳は、語彙問題で出やすい単語が出やすい順に記載されているので、
最初のページからやや難しい単語が載せられています。

なので、
英語の勉強の中でも「単語暗記が苦手」という人にとっては、
始めから少々暗記が大変になるかもしれません。

とはいえ、先ほど言ったように、
もし語彙問題で9割以上正解することができれば、リーディングの点数の半分は取れます。

「出る順で最短合格！英検®2級単熟語EX」は語彙問題対策として、
とてもよくできているので、
確実に高得点を狙いたい人や長文が苦手な人はやっておいて損は無いでしょう。

それでも最初から「出る順で最短合格！英検®2級単熟語EX」で単語を覚えるのはハードルが高いということであれば、
次に紹介する単語帳で2級の単語・熟語を覚えることをおすすめします。

2級語彙対策におすすめの単語帳②

「最初から難しい単語を覚えられる自信がない・・・」
という人には旺文社の「英検2級でる順パス単」をおすすめします。

これまでに一度でも英検対策をしたことがある人なら、
きっと一冊ぐらいは「パス単」シリーズを持っているのではないでしょうか。

この「英検2級でる順パス単」には、
準2級に載っていたような単語も掲載されているので、
準2級の単語をおさらいしつつ、2級相当の単語を覚えることができます。

「でる度A」のあたりなんかは、比較的易しめの単語も多いです。
「単語暗記が苦手でいきなり難しい単語ばかり覚えられない！」という人にとっては、
取り組みやすい内容になっていると思います。

「始めからレベルの高い単語を覚えることに抵抗がある・・・」という人は、
「英検2級でる順パス単」で単語を暗記していくとよいでしょう。