【英検2級】難しくなった!?今後の傾向はどうなる!?

こんにちは、もち丸です。
英検1級合格・TOEIC960点取得などの経験を活かして、英語講師をしています。
このブログでは、主に英語資格試験の対策・勉強法などを紹介しています。
さて、2025年あたりから英検2級が難しくなったということをよく聞くようになりました。
実際のところはどうなのか、また今後2級のレベルはどのように変化していくのか、個人的に考察・予想してみたいと思います!
※あくまで個人の推察です。今後の傾向や難易度を保証するものではありませんので、ご了承ください。
Contents
英検2級は難しくなっている
結論、英検2級は難しくなってきていると個人的に思います。
具体的には、専門用語や抽象的な表現が増えて語彙のレベルが上がり、やや難しめの構文も問題文に見受けられるようになったと感じています。
また、リーディングの長文やライティングでは「無料動画の是非」や「広告の廃止」といった、より多角的な社会問題を扱うテーマが出題されるようになってきています。
そのため、語彙や文法を強化しながら様々なテーマに対応できる柔軟性を身に付けておくことが必須になりそうです。
そして、英検2級が難化している要因として以下3点が挙げられるのではないかと思います↓
- 問題内容のリニューアル
- 準2級プラスの導入
- 学習指導要領の改訂
それぞれの要因についてはこちらの記事で詳しく考察しています↓
英検2級の今後の傾向は?
個人的に、英検2級は今後も難化傾向が続くのではないかと予想しています。
そう考える理由は、以下4つです↓
- 外部検定の利用が増加している
- 英検受験者の増加
- 英語力の全体的な向上
- 6級と7級の新設
①外部検定の利用が増加している
近年、大学入試における英語外部検定の利用が増えてきています。
英語外部検定とは、大学が実施する入学試験ではなく英検やTOEIC、IELTSといった外部の団体が実施している試験のことです。
この外部検定を入試で活用する大学の数が年々増えていて、2025年時点でその数は500弱にも上ります。

ちなみに、いくつかある外部検定の中で受験生の大半が英検を利用しているようです。

つまり、英検が「大学入試の代わり」として使われる機会が増えているということです。
大学入試の代わりに使われるため、あまりにも内容が簡単で誰でも点数が取れる状況になってしまうと得点に差が出にくく合否を判定する材料としては不十分になってしまいます。
英検2級は、英検の公式サイトにて目安のレベルが「高校卒業程度」とされています。
そのため、多くの大学で入試に利用されており、大学受験に向けて取得を目指す生徒も多いはずです。
その2級が「誰でも容易に合格できる試験」になってしまうと、合否を決める基準としては機能しなくなってしまいます。
とういうことで、入試選抜における厳密性を維持するために、結果に点差がつくよう問題の難易度を今後もちょっとずつ上げていくのではないか、というのが個人的な見解です。
②英検受験者の増加
外部検定を入試で活用する大学数の増加とともに、英検の受験者数も年々増加しています。

英検2級は「高校卒業程度」が目安レベルですが、英語教育の早期化の影響か最近では高校1~2年生や中学生が前倒しで2級に挑戦することが増えたように感じます。
こういった英語が得意ないわゆる「上位層」の受験者が増えていくことで2級の試験がさらにハイレベル化していくのではないか、というのが個人的な予想です。
なぜなら、上位層が増えれば増えるほど得点に差が出にくくなるからです。
また、受験者数が増えれば増えるほど簡単な問題だけでは一人一人の実力差を細かく測ることが難しくなっていきます。
それを避けるために試験に難問を入れて結果に明確な差が出るように調整していく、というのが今後のトレンドになるのではないかと考えています。
③英語力の全体的な向上
近年、生徒の英語力が向上していることも難化の要因の一つと考えています。
中学生や高校生は、英語力が以前から着実に伸びています。
そもそも学習指導要領の改訂によって、小学校・中学校・高校での英語教育はどんどん前倒しされています。
例えば、これまで高校で習得していた現在完了進行形や仮定法といった文法を今では中学校で学習します。
結果、それが英語力の上昇という事実につながっていると思われます。
英検2級は「高校卒業程度」が目安のレベルですが、全体的な英語力が向上すれば必然的に「高校卒業程度」という水準も上がっていくと予想されます。
そうしなければ、たとえば中学生や高校1~2年生の2級合格者が過度に増えて「高校卒業程度」という目安を維持できなくなったり、指標として意味を成さなくなってくるからです。
小中高生の英語力の向上は今後も続くものと思われるので、それに伴って英検2級のレベルもさらに上昇していくのではないかと予想しています。
④6級と7級の新設
2026年第3回検定から新たに6級と7級が加わります。
英検の公式情報によると、各級の目安は7級が「小学校中学年」、6級が「小学校高学年~中学校入門」とされています。
「7級」と「6級」が新設されると、英検の初級レベルがより細分化されることになります。
既存の5級の目安は「中学初級程度」、4級が「中学中級程度」です。
新設の「7級」「6級」と既存の「5級」「4級」にはっきりと差をつけて各級を明確に区別するために、「5級」「4級」の水準も引き上げられていくのではないかと予想しています。
そうなると、他の級の水準や全体的なバランスを保つために2級や準1級といった上位の級でもレベルの調整が行われるのではないか、というのが個人的な見解です。
レベルの調整というのは、もちろん試験問題の「難化」ということです。
よって英検2級は今後も試験内容が難しくなっていくのでは、と考えています。
まとめ
以上、2級の難易度やこれからのレベルについて考察してみました。
今後は以下の理由で、2級がさらに難化するのではと予想しています↓
- 外部検定の利用が増加している
- 英検受験者の増加
- 英語力の全体的な向上
- 6級と7級の新設
ここでご紹介した見解は、私個人の勝手な推察なので確証があるわけではありません。
ただ、英語早期教育のさらなる加速や英検受験者の増加といった傾向を踏まえると、今後も試験の難易度は少しずつ上がっていくのではないかと思っています。
2級を確実に取得したい方は、十二分に対策をして受験するのが望ましいかもしれませんね。
以上、このブログの内容が少しでも皆さんの学習の参考になれば幸いです。


