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英語学習を習慣化させるコツ

こんにちは、もち丸です。
英検1級合格・TOEIC960点取得などの経験を活かして、英語講師をしています。
このブログでは、主に英語資格試験の対策・勉強法などを紹介しています。

英語講師をしていると、
「英語の勉強を継続するのが難しい・・・」というお悩みをよく聞きます。

理由はもちろん人によって様々です。
「学校の部活や行事、テスト勉強で忙しい」
「仕事ばかりで勉強時間がなかなか確保できない」
「日々家事や育児に追われている」
・・・・・・などなど。

そこでこの記事では、
英語学習を日々継続するための私なりのポイントをご紹介します。

英語学習を習慣化させるコツ

あくまで私個人の経験ですが、以下の5点が英語学習を習慣させるためのコツです↓

  1. 小さなことからはじめる
  2. 1つではなくいくつかやる
  3. 学習の回数を重ねる
  4. 「ながら時間」を活用する
  5. 目に入るところに学習ツールを置く

それぞれのコツを詳しく見ていきましょう。

①小さなことからはじめる

そもそも日常で日本語しか使う状況がなければ、
外国語を学ぶこと自体とてもハードルが高いと思っています。

英語学習を継続しようと思ったら、
慣れるまでは可能な限りそのハードルを下げておく必要があります。

そこで最初の一歩として、まずは小さなことからスタートするのがいいです。

「小さなこと」とは、「それを継続することが心身の負担にならないようなこと」です。

例えば、

  • 歩いている時は英語の音声を聞く
  • お風呂に入っている間はシャドーイング練習をする
  • 日記を書く際に今日の感想を一言英語で書いてみる

といったようなことです。

ポイントとしては、
それを始めても普段の生活に大きな支障が出ないような行動を選ぶことです。

英語学習のために何かの時間を削らなければいけなくなってしまったり、
日々のルーティーンを大幅に変更する必要が出てくると、
「学習=プレッシャー・つらい・しんどい」となってしまいます。
そうすると、学ぶ意欲も続ける意欲もなくなってしまいます。

なので、
まずは5分10分と短い時間で取り組むことができて、
なおかつストレスにならないような小さなことからやってみましょう。

②1つではなくいくつかやる

2つ目のコツが、
「小さなことを1つだけやるのではなく、学習に繋がるようなことを複数やってみる」
ということです。

これは例えば、
「通勤通学途中に英語を聞く」に加えて、
「休憩中に英語の記事を1つ読む」「寝る前に英語の動画を数分見る」といったことを
同時にいろいろやってみるということです。

なぜ、1つではなく複数やるのかというと、その方が英語学習を継続しやすいからです。

例えば、
「電車の中で必ず英語のニュース記事1つを読む」という習慣しかなかった場合、
祝日や休日などの電車に乗らない日はその習慣が途絶えてしまう可能性があります。

そして、
学習習慣が途絶えてしまった瞬間に、自己嫌悪に陥ってやる気を失ってしまったりします。


でも、
電車に乗らなかった日に「お風呂に入る時に英語の音声をシャドーイングする」という別のルーティーンを実行することができれば、
「電車の中で英語のニュース記事を読む」ことが達成できてなくても、
英語の学習を継続していることになります。

普段から英語を学ぶ様々な日課があると、「英語学習」は継続しやすくなります。
どれか1つの習慣が達成できなかったとしても、
別の日課を実行できていれば、挫折するようなことも少なくなります。

なるべく長い視点で英語学習に取り組むことができるように、
普段からいくつかの習慣を身に付けておきましょう。

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③学習の回数を重ねる

英語学習を継続するために大事なことは「回数を重ねること」です。

もちろん英語を向上させるためには量も大事ですが、
習慣化させたければまず頻度を増やすことをおすすめします。

「一日に15時間勉強!」とか「問題集いっきに10冊やりきる!」とかではなくて、
5分、10分、15分のちょっとした学習をコツコツ積み重ねることが重要です。

例えば、
「週1回1日1時間勉強」と「1週間毎日10分勉強」というのだったら、
後者の方が心理的な負担も少なく、
多くの人にとって長期的に続けやすいのではないでしょうか。

もし10分間の勉強がしんどいというようであれば、
「朝5分、夜5分」というように勉強時間を細かく分けてもいいです。

とにかく最初から許容量を超えた学習量を設定するのではなく、
無理せず短い時間を学習に充てるところからスタートするのがいいです。

いきなり大量に学習をこなしていくのではなく、
回数をこまめに重ねてトータルの学習量を増やしていく方が、
習慣化するハードルが下がるのでおすすめです。

④「ながら時間」を活用する

「ながら時間」とは、「何かをしながら、同時に別のことをする時間」のことです。
英語学習を習慣化するためには、まずは、ながら時間を有効活用してみましょう。

個人的に英語の勉強は「ながら時間」と相性がいいと思っています。

例えば、

  • 電車の中で英語の記事を読む
  • 通学・通勤途中にリスニングをする
  • お風呂に入っている時にシャドーイング練習する
  • 家事の最中に英語のニュースを聞き流す
  • テレビを見ながらその感想を英語でつぶやいてみる
  • 普段見ているドラマを『英語吹き替え+日本語字幕』で鑑賞する

・・・・・などなど。

こうやって毎日のルーティーンに英語を組み込んでいくことで、
英語学習のためだけに今の生活から新たな時間を捻出する必要がなくなる
ので、
英語を学び続ける壁がぐっと低くなります。

「ながら時間」を活用して、日常の生活に少しずつ英語をプラスしていきましょう。

⑤目に入るところに学習ツールを置いておく

英語学習を習慣化したいときは、視界に入るところに勉強道具を置いておきましょう。


例えば、
リビングのテーブルの上、学習机の目立つところ、ベッドの横・・・・などなど。
アプリを使って学習している場合はデバイスのホーム画面にアプリを移動してみましょう。


こうやって嫌でも見えてしまうところに学習ツールを置いておくことで、
学習習慣を意識でき
「今日も勉強するんだ!」と自分に言い聞かせることができます。

逆に、
「本棚からテキストを3冊持ってきて、次にそれを勉強机の上に開いて、さらにノートとペンを用意して・・・」
というふうに学習をスタートさせるまでの労力が多いと、勉強が億劫になってしまいます。

ふとした瞬間に自ら進んで「勉強しよう!」という気持ちになれるように、
勉強習慣を自然と意識できるような工夫をしておきましょう。


まとめ

英語学習を習慣化させるためのコツをご紹介しました。

  1. 小さなことからはじめる
  2. 1つではなくいくつかやる
  3. 学習の回数を重ねる
  4. 「ながら時間」を活用する
  5. 目に入るところに学習ツールを置く

大事なことは、
英語学習を継続できるようにハードルを下げた状態でスタートすることです。

いきなり無茶な目標を掲げてしまうと、
継続できずに途中で嫌になって投げ出してしまう可能性が高くなります。

始めはゆるーく、ちょっとした行動から始めてみましょう。
そしてそのちょっとした行動を、
「最初は3日→次に1週間→その次に1カ月」と徐々にルーティーン化していきましょう。

「英語を勉強しなきゃいけない」という状況から、
「英語を学ぶことが日常生活の一部」になれば習慣化は大成功です!!

以上、英語学習を継続させるためのポイントのご紹介でした!
ご紹介した内容が参考になれば幸いです。