
こんにちは、もち丸です。
英検1級合格・TOEIC960点取得などの経験を活かして、英語講師をしています。
このブログでは、主に英語資格試験の対策・勉強法などを紹介しています。
今回は、準1級二次試験に挑戦する方向けに、スピーキングの「アティチュード」で満点を狙うコツをご紹介します。
「アティチュードは何が評価されているのか知りたい」
「少しでもスピーキングで高得点を目指したい」
「準1級のアティチュードで大事なことを分かっておきたい」
という方はぜひ最後まで読んでみてください。
以前に2級スピーキングでアティチュード満点を目指すためのポイントをご紹介しています。
準1級二次試験に臨む方は、2級アティチュードのポイントは必ずクリアしておきましょう。
2級スピーキング「アティチュード」で満点を目指すコツについて↓
Contents
準1級におけるアティチュードとは?
英検2級のスピーキング試験に「アティチュード」と呼ばれる採点項目がありました。
アティチュードとは、受験者のスピーキング態度を評価する項目です。
そして、準1級スピーキングの採点項目にもこの「アティチュード」があります。
以下は、準1級スピーキング試験の配点になります。
- 4コマのイラスト描写:15点
- イラストに関する質問:5点
- イラストのトピックに関連する質問1:5点
- イラストのトピックに関連する質問2:5点
- 社会性のあるトピックに関連する質問:5点
- アティチュード:3点
・・・・38点満点(得点率およそ7割以上で合格)
上記の通り、アティチュードの配点は「3点」です。
「たった3点」と思うかもしれませんが、二次試験はスピーキング技能のみで合否が決まるのでこの3点だってとても重要です。
たった1点足りないだけで不合格になるケースもあるのです。
スピーキングの点数がわずか1、2点足りないために不合格になってしまった生徒を私自身これまで何人も見てきました。
準1級アティチュードでは、ぜひ「3点満点」を目指しましょう!
現役英語講師が考える「アティチュード」で満点を取るためのコツを紹介していきます↓↓
まずはコレに気を付けよう
大前提として、準1級二次試験を受験する際は、2級「アティチュード」で紹介した以下3つのポイントは最低限意識しておきましょう。
- 表情が明るく好印象
→笑顔でハキハキと話しましょう。 - 自然なテンポで会話ができている
→面接官とのスムーズなコミュニケーションを心がけましょう。 - 一生懸命スピーキングしている
→多少分からないことがあっても積極的に話しましょう。
準1級スピーキングではコレに気を付ける
では、準1級「アティチュード」で満点を取るためには何に気を付ければよいのか?
以下のポイントをぜひ意識してみましょう。
- 双方向のやりとりを意識する
- 質問に論理的に回答する
- とにかく話す
①双方向のやりとりを意識する
まず、意識したいのが双方向のコミュニケーションを心がけることです。
双方向のコミュニケーションとは、お互いに気持ちや考えを伝え合いながら理解を深めていく会話のことです。つまり、一方的ではないやり取りのことです。
スピーキング試験は「面接」と呼ばれるだけあって、どうしても受験者が「受け身」になりがちです。
ちょっと受け答えを工夫すれば、受け身の姿勢を回避してスピーキングに対する積極性を面接官にアピールすることができます。
例えば、面接室に入って着席したらだいたい“How are you today?”と聞かれます。
この時、お決まりのように定型フレーズで“I’m fine. Thank you.”と返答する人も多いのではないでしょうか?
もちろん、この返答が悪いわけではありません。
ただ、多くの人が同じように答える状況で“I’m fine. Thank you.”以外の返答ができれば面接官に与えられる印象が変わってきます。
“I’m fine. Thank you.” の後に
“How about you?”
(あなたはいかがですか?)
と付け足すとどうでしょう。面接官にも回答する機会が生まれます。
他にも“I’m fine. Thank you.”と返す以外に、
“I’m a little nervous, but I’m excited to start the speaking test.”
(少し緊張しています。でも、スピーキング試験を始めるのが楽しみです。)
“I’m good. It is pleasure to meet you.”
(元気です。あなたにお会いできてうれしいです。)
と返答すれば、より充実した挨拶になります。
面接終了時も同様です。
“Thank you.” だけ言って退出するのではなく、
“You have a nice day.”
(よい一日をお過ごしください。)
“It was very nice to meet you.”
(お会いできてよかったです。)
と一言添えてあげるとより丁寧な印象を相手に与えることができます。
また、問題カードを使った面接の前にアイスブレイクと呼ばれる雑談タイムがありますが、この時も積極的な対話を心がけたいです。
“What do you like to do in your free time?”
(時間がある時に何をするのが好きですか?)
と聞かれたとしましょう。
“I like reading.”
(読書が好きです。)
という回答でももちろん正しいです。
でもちょっと掘り下げて、
“I like reading. Recently, I’ve been trying to read English books.”
(読書が好きです。最近では英語の本に挑戦しています。)
とプラスアルファで情報を付け加えてみましょう。
質問に対して受け身になりすぎず、スピーキング意欲を示しながら相手と会話しようとする積極的な態度を見せることができます。
少し言い方を工夫するだけで、スピーキングに対する姿勢をアピールすることができます。
アティチュードの評価につなげられるよう積極的なコミュニケーションを意識しましょう。
②質問に論理的に回答する
二つ目に意識したいことは、質問に対して論理的に答えるということです。
準1級では社会の課題を題材にした質問がよく出題されます。
2級以上に難しいことを聞かれますが、個人の感想を聞かれているわけではないので、あくまで客観的な視点から意見を言うことが大事です。主観的な個人の体験談ばかりだと、不合格になるケースがあるので注意が必要です。
まずは聞かれたことに対して、自分の意見を端的に述べましょう。
そしてその後に「なぜそう考えるのか」を補足で説明していきます。
可能であれば、具体例や提案、経験談などを加えられるとより説得力ある内容になります。
例えば、以下のような質問が出題されたとしましょう。
Should all companies adopt a four-day workweek?
(全ての会社が週4日勤務制度(週休3日制)を導入すべきか?)
まずは、NGな回答例を見てみましょう↓
I think all companies should introduce a four-day workweek. This is because I do not want to work five days a week. If I have three days off, I can spend more time on playing video games.
(週4日勤務制度を導入すべきだと思います。なぜなら、私は週に5日間も働きたくありません。週に3日休みがあれば、ビデオゲームにもっと時間を費やすことができます。)
以下、NGポイントです↓
I do not want to work five days a week.
→客観的な意見ではなく個人の気持ちを述べているだけなので、NG
I can spend more time on playing video games.
→「ビデオゲームができる」という内容はあまりにも自分視点なのでNG
では、合格できるレベルの回答例を見てみましょう↓
I think all companies should introduce a four-day workweek.
If employees have three days off a week, they can achieve a better work-life balance. They can spend more time on their hobbies, and also they can take enough rest. As a result, their productivity at work improve. In fact, the number of companies that have introduced a three-day weekend is increasing.
(全ての会社が週4日勤務制度を導入すべきだと思います。労働者は、もし週に3日の休みがあれば、より良いワークライフバランスを実現できます。例えば、趣味に費やす時間が増えて、十分に休息を取ることもできます。結果として、職場での生産性が向上します。実際、週休3日制度を導入している会社は増えています。)
以下、GOODポイントです↓
they can achieve a better work-life balance.
→主観的でなく、労働者の視点に立って回答できておりGOOD
They can spend more time on their hobbies, and also they can take enough rest. As a result, their productivity at work improve.
→「なぜワークライフバランスが改善するか」という補足説明ができていてGOOD
the number of companies that have introduced a three-day weekend is increasing.
→「週休3日制を導入する会社が増えている」という具体的な情報を加えられていてGOO
ちなみに、準1級では自分の意見に対してだいたい2~3つ補足説明を言えると安心です!
上の回答例でいくと↓
意見:全ての会社が週休3日制度を導入すべき
補足①:ワークライフバランスが向上する
補足②:プライベートが充実して生産性も上がる
補足③:週休3日制を導入する会社が増えている
準1級では、やみくもに意見を述べるのではなく客観的に理由を答えられることが大切です。
客観的な回答を分かりやすく伝えるられるスピーキング力を身に付けておきましょう。
③とにかく話す
3つ目に心がけたい点が「とにかく話す」ということです。
これは、2級アティチュードの話でも紹介したポイントになります。
ポイントが重複していますが、現役講師として準1級でも改めて強調しておきたい点です。
というのも、準1級と2級のスピーキング試験の内容は異なっていて、準1級には「音読」問題がありません。
「音読」が無い分、自分の考えや意見を積極的にスピーキングしなければならないのです。
イラスト描写であれ自由回答の質問であれ、とにかくたくさん話すことが重要です。
特に準1級スピーキングでは、社会課題の知識を問うような難しい問題が出されます。
中学生や高校生は、経験値も無いような未知のテーマに関して容赦なく聞いてきます。
例えば、「現代社会の働き方」「大学での学び方」「子育て」などです。
このような問題が出題されたとしても、しっかりと自分の意見を伝えられるように英語で表現できる力が準1級合格には必要です。
そのような力を養うためには、語彙や文法を鍛えることも大事ですが、そもそも「最後まで諦めずに言いたいことを伝える」気持ちが重要です。
話している途中で言葉に詰まってしまったり、上手く日本語→英語に変換できなかったら、不安や緊張でスピーキングを止めてしまいたくなるかもしれません。
でも忘れてはいけないのは、スピーキング=「話す」技能であるということです。
面接官は受験者の「話す姿勢」を見ています。
文法が間違っていても語彙が不自然でも、熱心に伝えようとしていれば「話す」態度は評価してもらえます。
準1級に合格するためには、例えばイラスト描写では「一コマにつき3文」が基本です。でも2分の時間が許す限り、「一コマにつき4文」になっても構わないのです。
自由回答の問題であれば「意見+補足説明2~3つ」が基本ですが、補足説明が1つ増えたとしても、それで失格になることはないでしょう。
ミスを怖がって消極的になってしまうよりかは、多少の間違いがあっても積極的に喋ってスピーキングへの熱意をアピールできる方が断然良いです。
失敗を過度に恐れず、ぜひ「一生懸命話す」ということを意識しておいてほしいです。
まとめ
英検準1級向けにスピーキング「アティチュード」で満点を取るためのコツをご紹介しました。
まとめると、準1級のアティチュードで満点を目指すためのコツ↓
- 受け身になりすぎず「面接官との対話」を意識する
- 質問には客観的な立場で論理的に答える
- たくさん話して積極性をアピールする
二次試験合格に向けて、普段からアティチュード対策も意識しておきましょう!
以上、このブログの内容が少しでも英検準1級スピーキング対策の参考になれば幸いです。

