リスニング

【英検2級】リスニング問題を解くときのコツ

こんにちは、もち丸です。
英検1級合格・TOEIC960点取得などの経験を活かして、英語講師をしています。
このブログでは、主に英語資格試験の対策・勉強法などを紹介しています。

さて、英検2級を受ける人の中には、
「リスニング問題に慣れていない」
「リスニングの問題で正解するためのポイントが知りたい」
「リーディングは点数が取れても、リスニングは合格点に届かない」
という方も多いのではないのでしょうか?

そこでこの記事では、英検2級リスニング問題を解くときのコツをご紹介します。

リスニング問題を解くときのポイント

リスニング問題を解くときは以下3点を意識しておきましょう。

  1. 選択肢を先に確認しておく
  2. 接続詞を意識する
  3. 言い換えに注意する

それでは、それぞれのポイントについて詳しく説明していきましょう↓

①選択肢を先に確認しておく

まず一つ目のポイントは、いわゆる「選択肢の先読み」です。
「先読み」とは「音声が流れる前に選択肢の内容を先に読んでおく」ということです。

リスニング試験が開始されるまでの説明の時間や次の問題音声が始まるまでの間に、簡単でいいので、問題の選択肢を先に見ておくことをおすすめします。

そして、なるべく音声の内容や問題で問われそうなことを推測するようにしましょう。

先読みは、一言一句丁寧に確認する必要はありません。
選択肢の先読みの時に確認しておくべきものは、キーワード(主語・動詞・目的語など)4つの選択肢で異なっている内容です。

例えば、以下のような選択肢があったとしましょう。

1 He walked for two hours.
2 He needed to go to Turkey.
3 He enjoyed his holidays.
4 He bought a suitcase.

この場合、先読みの段階で特に注意して見ておきたい箇所は下線のところになります。

まず、選択肢の主語が全て「He」であるということは、男性について聞かれるはずです。
ということは、Part1であれば男性のセリフを注意して聞いた方がいいと判断できます。
Part2であれば話の主人公が男性である可能性が高い、ということが分かります。

動詞以降の内容が全て異なっていて、しかも全て過去形なので、おそらく男性が「何をしたか?」について聞かれるはずです。
その点を確実に音声で聞き取るようにすればよいわけです。

ちなみに、選択肢2に「Turkey(トルコ)」という固有名詞が入っています。
2級のリスニング問題では、選択肢に固有名詞が入っていることがたまにあります。

固有名詞がある場合は、意味は分からなくても読み方を推測しておいた方がいいです。
なぜなら、音声に聞いたことがない発音が1つでも出てくると不安になってしまうからです。

事前に選択肢を見て固有名詞の読み方を確認しておけば、「この単語のことか!」と焦らずに済みます。固有名詞は、意味が分からなくても「読み方」だけは予測しておくようにしましょう。

②接続詞を意識する

二つ目のポイントは、音声中の接続詞を意識することです。

特に逆接を示す“however”“but”が出てきたら要注意です。
これらの接続詞が出てくると、その後に続く内容が正解の選択肢を選ぶ根拠になることが多いです。

例えば、
A big library was built near her house, but part of it was destroyed in a fire.
(彼女の家の近くに大きな図書館が建てられたが、火事で一部が燃えてしまった。)
という英文が流れてきたとき、太字の箇所が解答のカギになる可能性が高いです。

“however”“but”以外であれば、因果関係を示す“because”もその後ろに続く内容が解答の根拠となることがあります。

これらの接続詞は、毎回音声に登場するわけではありません。
また、音声で流れてきた場合でも、絶対に接続詞に続く内容が解答の根拠となるわけではないです。

ただ、私のこれまでの経験でいうと正解を選ぶ理由となる可能性は非常に高いです。
問題を聞く際には、接続詞を手がかりの1つとして上手く活用するようにしましょう。

③言い換えに注意する 

問題を解くときの三つ目のポイントは、言い換え表現に気を付けるということです。

音声で使われていた表現が、そのまま正解の選択肢になるわけではありません。

2級リスニングの問題では、解答となる音声の内容と正解の選択肢の内容は表現が異なっている(=言い換えられている)ことが多いです。

例えば、以下のような問題と選択肢があったとしましょう。

音声:
You can get one of our new products for free if you complete our survey.
(私たちの調査に回答していただければ、新製品の一つを無料で差し上げます。)


問題:
How can you get a free product?
(どうやって無料の商品を手に入れられますか?)
選択肢:
1 By joining a seminar.
(セミナーに参加することによって)
2 By visiting the company.
(会社を訪問することによって)
3 By taking a survey.
(調査を受けることによって)
4 By buying the new product.
(新しい商品を購入することによって)

答えは「3 By taking a survey.」です。

音声と選択肢3の内容を見比べてみると、両方に共通して使われている単語は「survey」のみです。
それ以外の箇所は、音声と選択肢とで表現が異なっています。

つまり、音声の「if you complete our survey」の「if you complete」が、
選択肢「By taking a survey」の「By taking」に言い換えられているのです。

このように、2級のリスニング問題では、音声の内容が正解の選択肢において別の言葉で表現されていることがしばしばあります。

言い換えを意識して音声と選択肢を比較することが大事です。
音声と同じ単語を使っている選択肢ではなく、「音声と同じ内容を表している選択肢」を選ぶようにしましょう。

まとめ

2級リスニング問題を解く際のポイントをご紹介しました。
リスニング問題を解くときは、以下3点に気を付けましょう↓

  1. 選択肢を先に見て、音声の内容や問題を推測する
  2. 接続詞が出てきたら、その後に続く内容に注意する
  3. 言い換えを意識して、音声と選択肢を比較する

2級のリスニングは、準2級の問題と比べるとかなり難しくなっています。
普段から十分に練習時間を確保して、しっかり対策しておいた方がいいでしょう。

以上、このブログの内容が少しでも英検2級リスニング対策の参考になれば幸いです。